※この記事は別のブログから引っ越ししてきた体験談となっております。2021年9月のできごとです。

こんにちは・・・

テンション上がらないスタートで申し訳ないです。

日々色々と失敗を重ねる私ですが、ついに「詐欺サイト」「偽ショッピングサイト」と呼ばれるモノに引っかかってしまいました・・・

詐欺 イメージ
https://www.canva.com/

最近、詐欺の種類が増えてきて、気を付けなきゃなぁと思っていたのですが・・・実際自分が被害に合うなんて思ってもいませんでした。(みんなこう言うよね!)

今回は、自戒&皆様への注意喚起を含めて、詐欺被害に合ったすべての流れをまとめてみました。

既に詐欺に合ってしまった方も、できる限りの対処法を記載したので、ぜひ参考にしてくださいね。

対処は時間が勝負なので、詐欺に合ったかも!という方は途中をとばして読んでくださいね!

詐欺の内容と解決策まとめ

まずは・・・これから詳しくお話していく内容をサッとまとめますね。

今回私が騙されたのが、いったい何の詐欺だったのかというと、偽のサイトから商品を買い、お金を振り込んだ後に商品が送られて来なかったという詐欺です。

被害総額は、商品代金4万円+振り込み手数料700円

あとは、個人情報(住所、氏名、電話番号、メールアドレス、パスワード等)です。

私は詐欺被害に遭ったことが分かった瞬間に、最短でやるべきことをすすめましたが、結果お金は返ってきませんでした。

警察署
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一応、今現在、詐欺に遭って急いで情報を探している方のために、詐欺に遭った場合の対処法をまとめておきますと・・・

①警察で被害届を出す。

②銀行に「犯罪に使われた口座」の連絡と「振り込め詐欺救済法の申請」をする。
(万が一クレジットカードの番号を入力してしまった場合はカード会社に連絡して、停止してもらいましょう)
振り込め詐欺救済法とは、犯人の口座が凍結された際、残ったお金が1,000円以上ある場合に、そのお金を被害届を出している人数で割り、分配するという制度です
ただし、凍結されてから、処理が終わるまで半年はかかるので、時間が相当かかる上に、ほとんどの場合お金は既に抜きとられているので、戻って来ないことが多いようです。

③サイトに入力してしまった個人情報が変更、削除できるならやる。
※ほとんど変更できない仕様になっています。

④念のため、サイトに入力してしまったメールアドレスやパスワードを使っているサイトを確認、できればどちらも変更しておく。

⑤自分が銀行カードで支払ってしまったのなら、自分側の銀行に「組み戻し手続き」をしにいく。

⑥個人情報を入力してしまった場合、しばらくの間は悪用されていないかのチェックを自分で行う。
※自分の名前や住所、電話番号で検索をかけて、怪しいところで使われていないか調べましょう!

こういう詐欺はお金が戻ってくることはほとんど無いので、手間がかかるのが嫌なら、②の振り込め詐欺救済法の申請と、⑤の組み戻し手続きはやらなくてもいいです。

とにかく、まずは警察!そして、どれかが同時進行でもいいのでとにかく早く動くことです。

サイトのスクショや振り込み用紙などの証拠品はその都度しっかり保存しておくのがおすすめです!

では、私の話に戻ります。

ここまで読んだだけでも「これだけ詐欺が多い時代に、特に高齢者でもない人がなぜ騙されたの?情弱?」と思った方がいらっしゃると思うので、ちょっと言い訳させてください・・・

お願い!時間がある人だけでいい!聞いて!

私は決して通販初心者ではないのですよ!!

通販歴は十数年、日用品、食品以外の買い物のほとんどをネットで済ませ、Amazonデバイスを好む堕落した女ですが、一度も詐欺など遭ったことが無いのですよ。

怪しいサイトはもちろんセキュリティソフトでブロックしているし、自分自身、個人ブログやサイトを持っている関係で、ネットの面白さも怖さもよく知っています。

というかオンラインでパソコンを使って仕事をしているので、たぶん普通の主婦の中ではネットに強いほうです。

騙された今となっては説得力0ですけど・・・。

さて、ここから先は、騙された経緯を、時系列で説明していきますよ。

ほんと読めば読むほど、バカなの?って思うような事ばかりです。
自分でも思います。

なんで?なんで騙されちゃったの?と。

なので、正直・・・犯行グループにはあまり怒りはないです。完全に自分が甘かったと思っています。

でも!それは私自身の話です。

犯罪は犯罪ですからね。

私は、次の被害者を生まないために、できる限り、手間と時間をかけて、動きました

ぜひ最後まで読んでいってくださいませ。

偽サイトでの購入から支払いまで

セール
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時は2021年9月5日。

最近、パソコン買い替えたいなーと思っていた私は、楽天スーパーセールで安いノートパソコンを見つけました。

定価の半額くらいになっていて、タイムセール品でした。

でもね!私はタイムセールには惑わされないようにしているんです!

だって、たまに定価をメーカー希望小売価格までしっかり上げたうえで値引きしているように見せかけているだけのパターンがあるんですもの。

だから、他のサイトと価格を比較して、本当に安いのか、確認してからしか買いません。

この日も、パソコンの名前をスペックごとコピペして検索しました。

そこで見つけたのが、こちらのサイトです。

このサイト、今はアクセスできませんが、定期的にネット上に上がってくるようです。好奇心でアクセスしないようにしてくださいね。

このサイトの中に、楽天のセール価格より安いノートパソコンがあったわけです。

偽サイト内で欲しい商品を見つけた

のちに偽サイトだと判明する、こちらのサイトの安いノートパソコンですが・・・もちろん内容も見ましたよ。

安いのはスペックが落ちるからではないか?

officeソフトが入っていないのではないか?

本体の容量が少なくはないか?

全て確認しました。

結果、画像、商品説明、全て楽天の情報と完全に一致していました。

https://senekiti.xsrv.jp/
https://senekiti.xsrv.jp/

全部一緒なら、安心、と思ってしまったんですよね

偽ショッピングサイトというのは、基本的に通販サイトから丸パクリしているのだそうです。なので全て一緒なのは当たり前、むしろそこを疑うべきなのだそうです。

怪しい会社じゃないか、調べた

のちに偽サイトだと判明するサイト内で安いパソコンを発見し、スペックまで確認した私ですが、ここでも、すぐには安いから!と急いで買わないのがポイント!

通販は、慣れたサイト以外は詐欺の可能性がありますからねぇ?と思い、会社情報等を見てみることにしました。

ここで一度詐欺サイトを疑っていたのになぜ・・・

会社情報はこちら。
実在する会社なので消してあります。

偽ショッピングサイト
https://senekiti.xsrv.jp/

もちろん、住所からグーグル検索して、しっかり会社があるのかも確認します。

すると、新潟にある、とても立派な会社のホームページを見つけ、グーグルアースで確認したところ、実際に大きな会社がしっかり確認できました。

もちろん、会社名も合っていますし、代表者名も一緒でした。

今回もそうなのですが、この会社情報は、勝手に利用されただけの会社であることがほとんどだそうです。本当にある会社なので、もちろん会社名で調べても本当の情報しか出てきません。

ひと昔前だと、住所がマンションの一室だったりしたのですが、最近はそれだと怪しまれるので、最近は堂々と正規の会社情報を(勝手に)使うのだそうです。

ちなみにその会社は、お米を中心とした商品の卸をやっているところでした。

なぜそれで信じたのかというと、私が引っかかった詐欺サイトにも食品が販売されていたということと、その新潟の会社は、各種通販サイトにも商品を出していたため、もしかしたら色々販売してるのかな?と思ったからです。

販売者名は調べられなかった

先ほどの画像を見ていただくと、会社情報の販売業者の欄に「質ポッカデラベリタ」という名称がありますよね。

疑い深い私は、これも調べようとしました。

でも、検索しても、ちょうどJ‐POPで流行中の、「ポッカデラベリタ」という曲が出てくるのみ。

情報に埋もれているのか、通販ショップらしき情報はほとんど出てきませんでした。

実はここで一つ失敗があったんです

私は、販売業者、会社は調べたのに、通販サイトの名前「GIRASSOL」は調べていなかったんです。

もし、この時、この通販サイトの名前で調べていたら、確実に詐欺サイトだと分かる情報が見つかっていたはずなのです。

うっかりすぎる・・・甘すぎる!!私!!

電話番号も調べた

通販サイトの名前で調べていないことに気付かないまま、住所を調べ、会社を確認した私。

その後は電話番号の確認に入りました。

結果、電話番号はその確認した会社のものとは一致しませんでした。

更に、電話番号で検索したところ、上手くヒットしませんでした。

電話番号に安心要素が全く無いのに、この先の手続きしている私・・・

なんでそれで購入しようと思ったのか不思議でしょ?

つ か れ て た んですよ。

たぶん。

だって、電話番号が正しくない時点で怪しさ満点ですもの。

住所はOK!会社もあるし!代表者名もある!
電話番号は違う!ネットでもヒットしない!よし注文
!!

・・・おかしいでしょう、どう考えても。

ちょうどね、長男の夏休みが終わったと思ったら次男が体調を崩したりして、色々忙しかったんですよ・・・

怪しいな??と思いつつも、購入ボタンを押してしまったわけです。

購入後にも怪しかった

実は、この購入の時点でも、おかしい点がありました。

①購入時に、住所、名前、電話番号、メールアドレスを入力するまでは良かったが、なぜかパスワードも入力しなければならなかった。

→会員登録する意思も聞かれていないのに、パスワード必須っておかしくない??

②購入方法は、カード、銀行振り込み、コンビニ、代引き等いくつかあり、確かにクレジットカードを選択したのに、そのボタンを押した瞬間、「ありがとうございました」の画面になった。

→ん?クレジットカード払いにしたのに、番号も何も入力無し?ていうか最終確認画面も無し?

なんか変なサイトだな・・・と思っていたら、早速メールが届きました。

詐欺サイトからのメール
https://senekiti.xsrv.jp/

丁寧な文章だし、おかしい文法でも無い。
思い過ごしかな??と思いました。

でも今になって、じっくり見てみると、おかしいところがたった一つだけあったんです。

それは、隠してある部分、「〇〇様」という宛名の部分です。

ここに「様」が無かったのです。
呼び捨てですね。

まぁそれに気づいたとて、当時の私はそういうもんだ、と思って気にしなかったかもしれませんが・・・

振り込みが完了

購入から数時間後、振り込みのメールが届きました。

口座名は、個人名ですので、隠してあります。

詐欺サイトからのメール
https://senekiti.xsrv.jp/

これは警察の方に聞いたのですが・・・通販で何か購入し、振り込みにする場合、口座名が個人名というのはまず無いそうです。詐欺サイトを見分ける最後のポイントですね。

このメールが届いて、ん?銀行振り込み?なんで?と思いました。

先ほどもお話しましたが、私はクレジットカードを選択していたはず。

そもそも、私、銀行振り込みしかない通販サイトは普段利用しないんです。

でも、自分が結構おっちょこちょいなので、きっと私が間違えたんだ・・・と思いました。

ちなみに、メール画面を見てお分かりかと思うのですが。

この口座の個人名は、購入前にグーグルで調べた会社の代表者の名前ですら無かったです。

なぜ私がこれで振り込もうと思ったのか?

それは、私は銀行振り込みでモノを買ったことが一度も無く、単純に、「知らなかった」からです。

ええもう、超現代人なので、15年ほど前から、通販であっても銀行振り込みは一度も使ったことがありませんでした・・・

クレジットカードでポーン!です!

正直、振り込みのやり方すら知らなかったです。

夫も同じく振り込みでモノを購入したことがなかったので、夫婦揃って分からない状況でした。

じゃあ、なんで誰かに聞いてから銀行振り込みしなかったの?と疑問に思う方もいると思います。

ここで友達や親に聞いておけば、詐欺だと分かったかもしれませんよね。

実は、私は振り込みを急ぐ必要があったのです。

というのも、翌日9月6日月曜日から1週間ほど、銀行が開いている時間に行くことができない事情があったんです。

振り込みに行くには、振り込みメールが来たその日しかなかったのです。

振り込みのメールが来たのは日曜日の午後。

振り込みは5日以内に行わないとキャンセルになる、とかいてありました。

それで、今日中に早く払わなきゃ!と思い、慌てて出かけたわけです。

そしてお恥ずかしながら・・・本気で銀行振り込みのやり方が分からなかったので、スマホで調べまくって、コンビニの店員さんにも聞きました(^^;)

結局、コンビニでは現金で振り込めず、イオンのATMコーナーにある、私の所有する口座のカードを使って振り込みしました。

手数料700円もかかったのが痛かったという記憶があります(もっと高額な金を失うことも知らずに)

もし、翌日月曜日、銀行が開いている時間に行っていれば、やり方を銀行に人に聞いていたと思うので、詐欺だと気づいたかもしれません・・・

サイト発見、購入、振り込み、ここまでが9月5日の話です。

詐欺に気づくまでの流れ

さて、お金を払っちゃった私ですが、万が一の時のために、振り込みの明細はしっかり保管していました。

ほんともう・・・自分でもめちゃくちゃ怪しんでいるのに、なぜここまで来ちゃったんでしょうか・・・

ここからは、詐欺に気づくまでの流れですよ!

飽きてきたそこのあなた!せっかくここまで読んだんだから、読んでいってよー!

メールでの連絡が無い

詐欺サイト側からのメールによると、振り込みを確認し次第、即、発送のためのメールを送る、となっていました。

でも、振り込み当日はメールが届きませんでした。

次の日も、その次の日も・・・

この時私が何を思っていたのかというと。

・日曜日にメールがあったってことは平日が定休日なのかなぁ?だからメールが来ないのかな?
・振り込み初めてだったし、もしかしてちゃんとできていないのかも・・・

自分の責任だと思ってましたし、相手のサイトの定休日に違いない、そして土日のノリで月火と休んでいるのかもしれない、と思っていました。

この余計な気遣いが、詐欺発覚までの時間を遅らせてしまったんですよね。

まぁ気づいていたとて、その期間は自由に外出できなかったので、警察署に行くのも難しかったわけですけどね。

問い合わせにも返信が無い

待ち続けて4日目、9月9日。

さすがにこれ以上待っていて、強制キャンセルにでもなったら困る、と思い、最初に来たメールに返信してみることにしました。

9月5日に振り込みが完了しています、このまま待ち続けていればいいのですか?といった感じの、短いメールです。

そのメールから24時間経過して返信が無かったので、9月10日、今度は会社情報に載っていた、24時間対応のメールアドレスにメールを送ってみました。

そのメールに返信が無かった時点で、あ、これ詐欺かも、と思ったわけです。

Twitterで詐欺されたかも、とツイートした

この時点で、私は当時もっていたTwitterで詐欺られたかも、という旨のツイートをしました。

フォロワー数が1万人以上いたこともあり、情報はすぐに集まってきました。

そして、とあるフォロワーさんが、DMで詐欺サイトのURLを尋ねてきて、その後すぐに詐欺サイトとして警告すべきであるという内容のブログを見つけてきてくださいました。

そのブログは個人のものなので、ここでは出しませんが、全く同じ名前の詐欺ホームページが晒されており、被害に合った方が口座情報のやりとりをしている様子も見ることができました。

うわーそのまんま私が引っかかったサイトじゃん!って思いましたね(-_-;)

購入、振り込みから詐欺に気づくまで、5日もかかってしまいました。

詐欺に気づいてからやったこと

さて、詐欺に遭ったとなれば、大変。

とりあえずネットで調べまくって、やるべきことをリストアップしました。

①普段使っているサイトのメールアドレスとパスワードを変える

詐欺に遭った、と分かった時点でお金はもう諦めていましたが、困ったのは個人情報です。

偽ショッピングサイトの本当に怖いところは、実はお金を払ってしまったことではありません。入力したパスワードを使われ、大手ショッピングサイトで買い物をされる、電話番号や住所があらゆるところに流れてしまう、など。

最も怖いのが、今回の偽ショッピングサイトで出ていた「実在の会社」「個人名」などに、自分の情報が使われる可能性があるというところです。
その場合、被害届を出していないと、詐欺の片棒を担いだとして罪に問われる可能性があります。

私はもちろん商品購入の時、個人情報を入力しているわけですが、一番手早くなんとかしなければいけないのが、メールアドレスとパスワードでした。

できれば、詐欺サイトで情報修正できれば、デタラメを入力すればいいだけなのですが、私の引っかかった詐欺サイトは、修正できないような仕様になっていました。

パスワードをお忘れですか?という、なんか変更できそうなところはあるものの、ここをクリックしても、同じ個人情報登録画面に戻るだけでした。

もちろん、全ての情報をデタラメ入力してもいけるとは思います。

でも、おそらく最初に入力した正しい情報は、それはそれで残っていると思います

つまり、一度入力したら終わりということ。

私は、とにかくネットでなんでもやっちゃうのですが、そこが完全に裏目に出ました。

そのぶんだけメールアドレスやパスワードを使っているサイトも多いわけです。

まずは大手通販サイト、クレジットカード会社、プロバイダなど、お金が絡むところ優先でログイン情報を変更していきました。
※サイトによってログイン情報を変えている場合はこんなことしなくて大丈夫ですよ!

それと同時進行で、あちこち電話をかけました。

②銀行、188、警察に電話してみた

冒頭の、詐欺にあった場合やるべきこと、にはのせていませんが・・・

もし本当にどうすればいいか分からない場合は、188(消費者ホットライン)に電話します。

ここに電話すると、地方公共団体が設置している、身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を自動音声で案内してくれます。

私も188に電話をかけてみました。
が、なんせ金曜の21時頃です。

音声案内はしてくれたものの、そこから先は対応時間外でした。

次に、振り込んだ先の銀行に電話してみました。

口座が詐欺に使われているものであるということを知らせるためです。
※一般人が被害届無しに電話口で口座を凍結してくれと言ったところで、聞いてくれる可能性は低いですが。

しかし、ここも対応時間外でした。

あとできることは、警察ですが・・・

金曜の夜遅くなので、とりあえず明日土曜は対応してもらえるのかを聞こうと思い、今度は警察署に電話してみました。

警察って夜でもやってるんですね(当たり前)

高齢男性が出たので、その時はちょっと安心したのです。

でもこの人のせいで、心折れるかと思いました。

こちらの話を全く聞かずに畳みかけるように喋ってくる・・・

いるでしょ、人が喋ってるのに、被せるようにしてガンガン話してくる人。

おまけにネットのことも通販のこともよく知らない感じ。

「詐欺?あなたの口座を凍結したらいいでしょう!」

「詐欺の時、被害届出すなんて誰に聞いた?」

「詐欺なら警察じゃなくて銀行に行ってくれ」

「警察も手薄なんでね、土日は無理だし、いきなり来てもらっても、事件が発生したら、警察官はみーんな出払っちゃうからね!」

「どうしてもっていうなら、月曜に一度来てもらって、そこで予約してもらわないと。3日後には予約がとれるでしょうね」
・・・などなど。

信じがたいアドバイスを受けました。

事件が起きたら警察署の警察官が全て出ていくって??どんな警察署だよ!!

とにかく面倒な話はしてくれるな、諦めてくれ的な印象を受けました。

冷静になって考えてみましたが、たぶんね、この人事務だったんです。
警察官じゃない・・・

というかむしろ警察官じゃない人であってくれ・・・

こんな感じで電話に出たクソジジイ事務の方のおかげで、すっごい嫌な思いをした私ではありますが、とりあえず犯人の口座だけでもどうにかしたいと思い、次は警視庁サイバー犯罪対策プロジェクトのホームページを開きました。

ここの、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口一覧のページを開き、更に自分の住む県のページに飛びます。

私の住む県だけかもしれないのですが、サイバー犯罪に関する情報提供がメールでできるようになっていたので、そこに、現在分かっている詐欺サイトのホームページアドレス、メールアドレス、口座情報を入力、送信しておきました。

最悪、警察の予約?とやらが遅れても、このメールをサイバー対策の人が見てくれればどうにかなると思ったのです。

のちにこのメールを見たサイバー対策課の方がちゃんと折り返しの電話をくださいました

ちなみに、 振り込め詐欺救済法 のホームページの中の、振り込め詐欺救済法に基づく公告のページを開くと、凍結されている口座を調べることができますが、この時点では凍結がされていないようでした。

③もう一度警察に電話してみた

さて、詐欺発覚のその日はもうやれることはやったので、寝たのですが、警察の被害届だけはどうしても出したいところでした。

早めにね。

でもあの警察のクソジジイ事務の人がまた電話に出たらすごい嫌だ…

そして次の日。9月11日。

私はとてもいいことを思いつきました!

昨日のクソジジイはきっと夜勤だ!それなら翌日の昼頃に電話すれば、いないんじゃないか?

そして翌日午前11時頃、おそるおそる、もう一度警察に電話をかけてみたのです。

すると!

大当たりでした!

なんと!たまたま電話に出てくれた人がサイバー犯罪対策課の人でした!!!

私「お忙しいところ申し訳ありません、実はネットで詐欺に遭ってしまいまして・・・」

警察「分かりました、詳しいお話は被害届を出す時にお聞きしますが、取り急ぎ、いくつか教えていただけますか」

ほらー!初動が違うよ!昨日の人と!!

聞かれたのは以下の情報です。
①検索に使ったブラウザ名
②詐欺サイト名、
③購入、振り込みをした日付と時間
④明細、メールが残っているかどうか
⑤犯人側の口座情報
⑥私の個人情報

あとは・・・被害届は普通に月曜の好きな時間で予約が取れました。

・・・何が3日はかかる、だよ。

昨夜の電話の話をふまえた上で電話してたんですが、やっぱりクソジジイ事務の人は全然ダメな対応だったらしく、警察の方との話もかみ合わないし、「ええ?そんなこと言われました?それ、どんな人でした・・・?」と怪しんでいました。

無事月曜の予約も取れたし、良かった良かった、と思い、電話を切ったのですが、ものの5分ほどで折り返し電話が。

「今、詐欺口座のある銀行にすぐ電話したのですが、土日は凍結ができないとのことで…申し訳ありません…」

えっもう銀行に連絡したの?!

昨日のクソジイとは大違い、さすがサイバー対策課、めちゃくちゃ対応が早い!!

土曜の電話だったのに、すぐ動いてくれた警察の人。

きっとお金は戻って来ないけど、この親切に動いてくれた人の役に立とう、と思いました。

月曜まであと1日ある、私は、それまでにこれまでの経緯を資料にまとめることにしました。

④経緯をまとめた

9月12日、日曜日。

私はスムーズに話ができるように経緯をまとめていました。

きっと警察では細かく聞かれるだろうけど、こういう詐欺に遭った話だと、話しているとついつい感情論を入れがちですよね。

警察が欲しい情報は、事実と証拠のみのはず。

それに、いちいちスマホでホームページ開いたり、メール画面見せたりするのは手間。

そこで、出せる限りの証拠を画像としてパソコンに全てダウンロード、画像編集ソフトで、重要な箇所をアップにしたり、解説を加えました。

また、経緯を時系列でまとめ、できあがったものをプリントアウトしました。

このおかげで、スムーズに被害届を出すことができましたよ!

⑤警察で被害届を出した

そして、9月13日、月曜日。

その日はもう自由に出かけられる状態になっていたので、1人で悠々と警察署の刑事課に向かいました。

持ち物は、電話で聞いた、振り込みの明細被害届を出すための認め印自分の口座情報が分かるもの、です。

まず、行ってすぐ確認されたのは、振り込みの明細でした。

詐欺サイトに振り込んだ明細
https://senekiti.xsrv.jp/

この明細はめちゃくちゃ重要みたいで、銀行に行った時も、提示を求められました。

警察では、明細をコピー、そして私の口座情報もメモしていました。

被害届は、別室に案内されました。

そこで自作の資料を出すと、とても感謝されました。

返却されるかな?と思ったけど、できれば一緒に提出してほしい、とのことだったので、喜んでお渡ししました。

資料のおかげで、経緯の説明がしやすく、被害届もそれを見ながら代筆してもらえました。

すごくスムーズに被害届受理までいきましたが、それでも1時間近くかかりました。

そして、肝心の詐欺サイトは、どうやらイスラム?のあたりのサーバーからきているものであることが分かりました。

被害届を出した時点で振り込みから1週間経っていましたが、サイトにはまだ普通にアクセスできました。他に被害に遭った方もいたのではないでしょうか?

そして、冒頭でちょっと出した、 振り込め詐欺救済法 は、銀行の管轄になるので、警察は一切関与しないとのことでした。

あとは犯人側の銀行に連絡するだけです。

⑥サイバー対策課から電話があった

被害届も出したし、できることは全部やったかな、あとは銀行か、と思っていた、翌日9月14日。

サイバー対策課から電話がありました!

経緯はメールで説明してあるので、被害届を出したことだけ伝えると、念のため、犯人側の口座のある銀行と、自分で払ったほうの銀行に連絡をとってみてください、返金制度があるかもしれませんと言われました。

ほう、自分の口座のある銀行にも行ったほうがいいのか。

早速、まずは近場の自分の口座のある銀行に行くことにしました。

⑦自分の口座のある銀行に行った

いつもは混雑している銀行ですが、その日はなぜかガラガラだったので、詐欺に遭った旨を伝えると、2人も職員の方が来てくれて、話を聞いてくださいました。

一応、銀行では、詐欺とか関係なしに、間違って振り込んでしまった後にお金を戻すことができる、「組み戻し」というものができるのですが、それをやってみましょう、とのこと。

詐欺に遭ったあとの組み戻し手続き

手続きは難しくなく、窓口で用紙を一枚書き、銀行の届け印を押すだけです。

しかし、この組み戻し、詐欺にはほとんど使えないものなんですよね。

というのも、組み戻しの手続きが始まると、自分の口座のある銀行から、振り込んだ相手の銀行に連絡してもらえるのですが、この時、口座が凍結されていたり、相手からの了承が得られないと、お金は戻って来ないのです。

詐欺の人はとっくにお金を引き出しているでしょうし、そもそもお金を返します、なんて言うはずがないですもんね。

まぁでも、一応それだけやって帰りました。

ちなみに、自分の口座も番号等変えたほうがいいか聞いたのですが、「ご自身の口座情報が相手に伝わって悪用されることはありません」と断言されたので、そのままにしておくことにしました。

⑧振り込め詐欺救済法の申請

さて、長かった事後処理も最後です。

振り込んだ先の銀行への電話です。

口座の凍結に関しては、警察から連絡がいっているので、私は 振り込め詐欺救済法 の申請をするために電話しました。

銀行のホームページを探すと、振り込め詐欺に関するページがあるのですが(見つからない方は、銀行のホームページ内検索で「振り込め詐欺」で検索してみてください)そこを開き、フリーダイヤルに電話して、詐欺に遭った旨を伝えました。

どうもかなり相談件数が多いらしく、明日折り返し電話するとのこと。

で、翌日確かに電話があったのですが、その時出れなくて、また折り返し自分から電話をかけたんです。

そしたらまぁ、つながらないこと・・・

いつかけても回線が混雑しています、と音声案内で終了してしまいます。

結局、毎日2回ずつくらいかけて3日後にようやく繋がりました。

詐欺は解決したのか?

いろいろやってはみたわけですが、9月17日時点で、全ての手続きが終了しました。

まず、自分の銀行からは「相手から了承が得られず、お金を戻すことができませんでした」と電話をもらいました。

そして、犯人側の口座がある銀行からは「犯人の口座は凍結されましたが、中に残っているお金が1,000円未満だったので振り込め詐欺救済法の適用外となりました」と電話をもらいました。

私にできるのはここまでですが、やり切ったので悔いはありませんでした。

肝心の詐欺サイトは、毎日アクセス確認をしていましたが、被害届を出した2日後、9月15日にアクセス不可となりました。

ネットの海に沈んだか、サイトを削除したかのどちらかですね。

でもネットで色々みていると、時々復活しているようなので、また出てくるのでしょう。

まとめ

今回は、偽ショッピングサイトで振り込む系詐欺にあったという話をさせていただきました!

ものすごく長かったと思うので、ここまで読んでくれた方には感謝でいっぱいです(T_T)

結局、自分で散々怪しんでいたのにも関わらず、お金を振り込んでしまってはいるのですが、人生における大きな勉強にするために、短期集中で動いたので、さほど後悔はしておりません(しろよ!ってツッコミは無しで・・・)

これでもう自分は騙されないし、周りで誰か同じ目に遭ったら、助けてあげられます!

失ったお金も、自分でまた稼ぐから良い!!

さて、ここで最後にもう一回、詐欺に遭った場合の対処についてまとめておきますね。


①警察で被害届を出す。
被害届が出ていれば話が進みやすいですし、後に犯罪に巻き込まれても対処がしやすいです。

②銀行に「犯罪に使われた口座」の連絡と「振り込め詐欺救済法の申請」をする。
被害届が出ていれば警察から連絡がいっている場合もありますが、一応電話しましょう。

③サイトに入力してしまった個人情報が変更、削除できるならやる。
ほとんど変更できないので、とばしてもOK

④念のため、サイトに入力してしまったメールアドレスやパスワードを使っているサイトを確認、できればどちらも変更しておく。
こちらが現実的。

⑤自分が銀行カードで支払ってしまったのなら、自分側の銀行に「組み戻し手続き」をしにいく。
こちらもほとんど望みは薄いですが、時間に余裕があればやっておきましょう。

⑥個人情報を入力した場合、しばらくの間は悪用されていないかのチェックを時々行う。
これが意外と大事!
もし悪用されていたら、すぐ警察へ!

こんな感じになります!

もう詐欺はこりごりだ、という方は、怪しいサイトはセキュリティソフトを入れて、見る前にシャットダウンしてしまうのもおススメです。

大人ならともかく、子供が詐欺サイトを見破るのはかなり難しいですからね。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました(*^^*)

【後日談】
時々、この記事を読んだであろう見知らぬ方から、この記事のおかげでとても助かりました、騙されるところでした。とのメールをいただきます。

お役に立ててとても嬉しいです…
みんな、気をつけようね!!